独逸の森 ─翻訳家の独り言─

Deep Blueと捕鯨

2007年04月13日(Fri)

ディープ・ブルー −スタンダード・エディション− ディープ・ブルー −スタンダード・エディション−
ドキュメンタリー映画 (2006/06/23)
東北新社

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Deep Blue はドキュメンタリー映画。確か2003年だったか、他の映画を見たときに宣伝していて、ベルリン・フィルのオーケストラの音響効果が効いたのか、行ってみたくなった。

海が大好きな近所のおじいさんに、素敵な海の映画が上映されることを伝えると、映画なんてもう40年近く行っていないから、いまさら行けないっていうので、私はそのおじいさんを誘って、一緒に映画館に行ったのだ。

だけど残念なことに、このDeep Blueは私が今まで見た映画の中で、最低な気分を引き起こしたものだった。そして映画館にわざわざ見に行って、行ったことを最も後悔した映画だった。

気に入らなかった理由は、
1.宣伝と実際の映画内容が違った。
2.海の青い美しさが、映画館ではぜんぜん美しくなかった。
3.最後には捕鯨反対のプロパガンダになっていた。

宣伝を見たとき、私たちの知らない海の世界や、どこまでも青い海の美しさとその壮大さを、映画館の大きなスクリーンで楽しめると思っていた。でも、海の世界では強いものが常に勝つ、って言いたいのか、残酷な殺し合いのシーンが多く、最後には捕鯨のシーンで、私はすごく気分が悪くなった。せっかくの音楽も、ときどき間が抜けた感じを与えるし、なにより一緒に行ったおじいちゃんもそれほど感激していなかったのが、残念だった。

Deep Blueは映画館ではなくて、テレビで見たほうがきっと楽しめると思う。それにしても、捕鯨のシーンで居心地が悪くなるなんて。このテーマに関しては、いつも日本は悪者扱い。日本人が研究のために鯨を捕獲しているって云いながら、日本では鯨は今でも珍味ですって、どこのテレビでもラジオでも聞くセリフだ。

最近では鯨だけでなくて、マグロなんかも、とにかく魚の乱獲が、環境問題と一緒になってテーマになっている。このDeep Blueでは、映像と音楽がメインだけど、海の環境問題に関するメッセージも、否応なく伝わってきた。

Deep Blueを見れは、捕鯨が世界の人々にどれほど悪い印象を与えるかが分かると思う。

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